秋の夜長にプロジェクションマッピング

秋分の日を過ぎて、朝夕すっかり涼しくなってきた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

日の落ちるのがすっかり早くなって、気が付くともう外が真っ暗になっているのに驚かされたりする、まさに夜長の季節ですが、暗くなったからこそ増える楽しみもあったりします。

 

去る9月22日、23日に東京駅の丸の内駅舎三階部分の復元完了を記念したイベントが行われ、駅舎自体をスクリーンにして映像を映し出す、プロジェクションマッピングで人々の目を魅了しました。

 

昨年12月に記事を書いた『世界が羨む!?イルミナイト万博クリスマス』で万博公園の太陽の塔でも使われていた、このプロジェクションマッピングという技術。

「すごいけど、わりと平坦なものにしか映せないんじゃ?」

「全体的に白っぽいものじゃないと厳しいのかな?」

などと、使える場所が限られるイメージを勝手に抱いていましたが、赤レンガで起伏の複雑そうな東京駅駅舎でも、色鮮やかな映像が映し出されているのを見て、認識を改めさせられました。

なにはともあれ、映像をどうぞ。

 

 

東京駅駅舎のように、窓が多かったり表面の凹凸がたくさんある建物でも、こんなに綺麗に映像が映るなら、もうどんな建物でも問題なくやれるんじゃないかと思っていたら、世界一複雑といってもよさそうなスペインのサグラダ・ファミリア教会でも9月22日~25日にプロジェクションマッピングをやっていたみたいです。

 

 

一般の方がフルで撮影された動画もYOUTUBEにいくつもアップされていましたので、気になった方はぜひ探してみてください。

 

このプロジェクションマッピングという技術は、何台ものプロジェクターを使って、建物の構造にあわせて変形・分割させた映像をさまざまな角度から照射し、建物全体が一枚の平らなスクリーンになって映像を映しているように見せたり、建物自体から光や映像が発せられているように見せる演出法です。

言葉だけで説明されても、どういうことなのか解りづらいと思いますが、技術プロモーション映像を見てもらえると、何をどうやっているのかイメージがつかめてくると思います。

 

 

イルミネーションやライティングの技術から発展したプロジェクションマッピングですけど、ここまで技術が洗練されて、どんな場所にでも映像が鮮明に映し出せるようなってくると、端末の画面越しに、実際の風景に映像や情報を重ねて表示させるAR(拡張現実)の技術で出来ることと、行き着く先は重なってくる気もしてきます。

現実にあるものを拡張して見せているという意味では、ライティング演出とか、いままでも実はARだったと言えなくもなさそうですし(強引ですかね)。

 

いまはプロジェクター何台もセッティングして、映像の設定して、期間限定で上映するとか大掛かりになりがちですし、なかなか肉眼で見に行くチャンスが限定されてしまうプロジェクションマッピングですが、今後もっとさりげなく、日常生活に溶け込んだプロジェクションマッピングの利用が広まっていくと、毎日の暮らしがちょっとワクワク楽しいものになっていきそうな気がします。

YOUTUBEを探せば個人で作成したらしきプロジェクションマッピングしてみた動画や、高校生が文化祭でプロジェクションマッピングの展示をしてる映像なども見つかりましたし、敷居が低くなれば、どんどん楽しい活用法も広がりそうですね。

 

この吉祥寺のNIKEでのプロジェクションマッピングとか、壁二面だけなら機材もこじんまりした感じで済んでいるみたいだし、それでこんなインパクト強いアピールできるなら、安上がりになってるんじゃないかなと思ったり。

プロジェクションマッピングは、映像を映し出しているだけだから、花火みたいな危険に配慮しなくていいし、観光地・街中でド派手に使えるのも強みじゃないでしょうか。

物体の輪郭が変形したり、遠近感が狂わされたりする、トリックアート的な楽しさもあるのが、個人的には好きなところです。

AR技術との親和性も高そうなので、今回の東京駅やサグラダ・ファミリア教会みたいな、プロジェクションマッピングの演出データが、観光地に行くと無料でスマートフォンや電脳メガネにダウンロードできて、画面をかざすといつでも好きなときに、建物にプロジェクションマッピングした映像を見て楽しめるとか、そんな未来がやってくると、ネットで何でも見れる感覚になりがちなご時世でも、やっぱり現地まで行ってみようという思いが強くなるかも知れません。

 

外がすぐに暗くなるこの秋の夜長、世界各地のプロジェクションマッピング映像を楽しみつつ、いろんな街に旅したくなる気持ちを高めてみるのもよさそうですね。

そして、これから国内で開催されるプロジェクションマッピングが楽しめるイベントを調べてみると、少しだけですが開催予定のものが見つかりました。

●2012年10月17日~20日 秋田県
  新県立美術館 「秋田幻燈夜(げんとうや)~イマジナル・マッピング・ナイト~」

●2012年110月29日(月)東京都 
  武蔵野美術大学芸術祭2012 プロジェクションマッピング

●2012年11月23日 東京都
  electraglide 2012 Amon Tobin「ISAM live2.0

 

ほかにもいろいろ催されているのかもしれませんが、プロジェクションマッピングのイベントを聞きつけたら、ぜひ会場まで見に行ってみてください。

それでは引き続き、プロジェクションマッピングの映像と、秋の夜長をお楽しみください。

 

■フランス マルセイユ ADIDASのイベント

■アルゼンチン ブエノスアイレス

■チェコ プラハ

■ドイツ ベルリン LGのイベント

■オランダ アムステムダル H&Mのイベント

■山口 ノートルダム周南 教会

■京都 知恩院

タグ:





コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です



Twitterであらまほをフォローしてください