花鳥風月パラダイス!神戸花鳥園に行こう!

kke_photo_18

去る11月20日に民事再生法の適用を申請したという
悲しいニュースが報道された、花と鳥のテーマパーク『神戸花鳥園』

筆者もかねてからぜひ訪問したいという思いを抱きつつ、
ポートアイランドという立地に尻込みして、
足を運べないまま幾年月を過ごしてしまっていました。

そんななか耳にした今回の報道に、
いまこそ行かねば!と思い立った次第です。

『神戸花鳥園』へのアクセスは、
各線三ノ宮駅からポートライナー神戸空港行きへ乗り、
京コンピューター前駅で下車すると、
すぐ目の前に『神戸花鳥園』が見えてきます。

kke_photo_01

kke_photo_02

京コンピューター前駅という駅名からも解るとおり、
あのスーパーコンピューター京がある
理化学研究所 計算科学研究機構もすぐ駅前にあり、
平日であればいつでも無料で展示エリアを見学することが出来ます。

もはや、花と鳥とコンピューターのテーマパークという、
一石三鳥な観光スポットと言えるかも知れません。

さっそく施設内に入ってみると、いきなり別世界のように、
花に溢れた広大な空間が広がっていました。

kke_photo_03

満開に咲き誇る球根ベゴニアを中心とした
色彩の大洪水に目を奪われるばかりです。

kke_photo_04

しかし、季節は冬なのに、なんという南国感!

kke_photo_05

実際に来てみるまで、もう冬だし、
海に近い場所とか寒いのではと恐れていたのですが、
実は『神戸花鳥園』の多くのエリアが温室の中にあるため、
冬でもあたたかく、ゆったりと花と鳥に触れ合うことができるのです。

 

予想以上の花のパワーに圧倒されつつも、
さらに中庭池エリアへと進んでいくと、
今度はあたり一面に鳥が溢れる楽園になっていました。

kke_photo_08

kke_photo_09

一部、小屋に入っている鳥もいるのですが、
基本的には垣根も柵もなしに、
鳥たちと気ままに触れ合うことができます。

kke_photo_06

気ままに触れ合え過ぎるため、
「鳥の足を踏む」ということが日常茶飯事なようです。

言われてみると、すぐ足元に鳥が!

kke_photo_07

鳥に餌をやることが出来るため、
鳥も人に慣れているようで、
警戒心なくすぐそばまで寄ってきてくれるのですが、
よく見たら大量の鯉も餌を狙ってやってくるので、
鳥と魚のどちらに餌をやっているのか解らなくなってきます。

kke_photo_18

しかし、けっこう大型の鳥もいるのに、
鯉たちがまったく物怖じすることなく
のびのびと繁殖しているのが不思議な光景ですね。

kke_photo_10

kke_photo_12

kke_photo_11

 

そして、さらに不思議度をアップさせるのが、
中庭池のあちこちに書かれている、
鳥の豆知識という名でいろいろと逸脱した文章の数々です。

kke_photo_13 kke_photo_15

 

kke_photo_14 kke_photo_16

ちなみに、美味しいと言われているホロホロ鳥は、
ついぞその姿を見ることが出来ませんでしたが、
警戒心が強く、中央の島の奥に隠れていて、
なかなか表に出てこないレアキャラだからということで、
出荷されてしまったとかそういう理由ではないようです。

酔っ払い扱いをされていたショウジョウトキは、
酔っ払いとはかけ離れた足元の安定感でポーズを決めて、
汚名を払拭していました。

kke_photo_17

 

色とりどりの羽を持つ中国のキジ、キンケイは、
けっこう活発に通路のほうまで歩いてきてくれるやんちゃな奴でした。

kke_photo_19

そして、一番奥の小屋には、王者の風格を漂わせながら、
インドクジャクのカップルが。

kke_photo_20

王者の器の大きさを見せ付けているのか、
餌をスズメに食い荒らされていても動じていませんでした。

kke_photo_21

 

中庭池を抜けると、再び花満開の南ロビーに。

kke_photo_23

kke_photo_22

こちらのロビーには、レストランやお土産屋さん、
花の販売コーナーなどがあり、
土日はジャズやクラシックの演奏もしてたりする、
憩いの広場になっています。

お土産のなかに、ベゴニア羊羹という、
鮮やかな赤色の羊羹があって気になりましたが、
ベゴニアのほのかな酸味のある羊羹という説明を読んでも
なかなか味のイメージが出来ずに購入する勇気が出ませんでした。

さらに進んでいくと、次はペンギンとオシドリのエリアです。

kke_photo_24

kke_photo_25

オシドリは本当に工芸品かなにかと思うくらい、
羽の彩りが美しくて見とれました。

kke_photo_26

 

そして、次のエリアはお待ちかね、
フクロウを中心とした猛禽類エリアです。

何十種類ものフクロウがさまざまな表情を見せてくれていて、
筆者テンションが一番上がったエリアです。

kke_photo_27 kke_photo_28

 

 

kke_photo_29 kke_photo_30

 

 

kke_photo_33 kke_photo_32

 

 

kke_photo_36 kke_photo_34

kke_photo_35 kke_photo_37

kke_photo_38 kke_photo_31

kke_photo_39
フクロウだけでなく、ハゲワシやハクトウワシ。

kke_photo_40 kke_photo_41

そして、街でおなじみのコイツもいました。

kke_photo_42

 

フクロウパラダイスに酔いしれながら、
いったんクールダウンするために、次はスイレン池エリアへ。

透き通るようにキレイな池にスイレンの花が咲き乱れていて、
まさしく桃源郷という風景でした。

kke_photo_43 kke_photo_44

kke_photo_45 kke_photo_46

kke_photo_47

池の中には小さな熱帯魚もたくさん泳いでいて、
本当に平和に満ち溢れている空間だったので、
脈絡もなく厄除け地蔵が置いてあったのも
なんとなく納得してしまったり。

kke_photo_48

スイレン池の横には、手足の角質を食べてキレイにしてくれる
ふれあいフィッシュのコーナーもあります。

ふれあいを積み重ねてきた結果なのか、
イメージしてたよりもふれあいフィッシュが大きかったです。

 

そして、最後に触れ合うのは、やはり鳥!

ということで、タカやフクロウのバードショーの会場でもある、
ふれあいエリアへ。

kke_photo_49

kke_photo_50

kke_photo_51

このエリアの鳥たちは、大半が柵やガラスもなく、
直接目の前にいるのを見て、撮影することが出来ますし、
一部の鳥は手に乗せたり、触ったりすることができます。

なかでもオオハシは、くだものをあげるとすぐ腕に乗ってきてくれる
フレンドリーでサービス精神には溢れた奴でした。

kke_photo_52

オウギバトも放し飼いで、自由気ままに闊歩するのに、
人間のほうが右往左往させられていました。

kke_photo_53

本当に小さくて可愛いヒメウズラに餌やりができたり、
オウムとインコとのふれあいコーナーもあり、
鳥好きにはまさしく極楽浄土にちがいない空間です。

そんな花と鳥、そして魚のパラダイスでもある『神戸花鳥園』は、
入場料大人1,500円のところ、年間パスポートなら
何度来ても2,500円というお得な価格設定ですし、
一度来てみて気に入った場合には当日の入場から年間パスが適用されるので、
プラス1,000円払うだけで年間パスポートを買うことが出来ます。

民事再生法の適用が認められて、
今後も今までどおり営業を続けていきますので、
是非ともみなさまも『神戸花鳥園』を訪れてみてください。

三宮から直通!冬でも南国!!スーパーコンピューターもある!!!

というように、『神戸花鳥園』は一度行ってみたら遠くもないし、
快適で素敵な時間を過ごせるテーマパークでした。

『神戸花鳥園』の入場窓口やWEBからも、
営業継続を支援する署名を行うことが出来ますので、
よろしければ署名をしていただけるようお願いします。

神戸ハーバーランド センタービルの歴史を追ってみた

mosaic1

神戸市には「神戸ハーバーランド」と呼ばれるエリアがある。

神戸市最大の繁華街である三宮より西側に位置し、神戸モザイクや神戸阪急などの商業施設を擁する。対岸には神戸海洋博物館やポートタワーなど特徴的な建築物が並び、それらを一望できる夜景はかなり人気が高い。

 

 

しかしながら、震災以降活気を取り戻した三宮とは対照的に、ここ数年集客の低下に苦戦しているイメージがある。最近では中核ともいえる神戸阪急の撤退が正式に発表された。

実際に訪れてみると休日にも関わらず心配になるほど閑散としている。

 

その中でも特に、神戸ハーバーランドセンタービルの商業層はオープン以来、

テナントの撤退→全館閉鎖→事業主や名前を変えて再オープン

を何度も繰り返している。特に最近のテナント撤退の早さは異常なものだ。

 

何度も足しげく訪れ、その変遷を間に当たりにしてきた筆者から見ると、風水とか呪いとかって本当にあるんではないかと思ってしまうほどである。

 

今回はその中でも特に変遷の激しい、ハーバーランドセンタービルの歴史を追ってみることにする。

 

西武百貨店時代(1992~1994年)

1992年9月 ハーバーランドセンタービルとともに神戸西武百貨店がオープン

翌10月にはモザイク、神戸阪急もオープンした。次々と施設がオープンし、活気と希望に満ち溢れた時期であっただろう。

1994年12月 ところがわずか2年と3ヶ月後、神戸西武百貨店撤退。史上最短とのことである。

一方他の商業施設は概ね好調だったようだ。

 

1995年1月 阪神・淡路大震災

 

ハーバーサーカス時代(1996~2003年)

1996年4月 パソナが跡地を引き継ぎ「神戸ハーバーサーカス」をオープン

地階には当時としては珍しいフードテーマパーク「神戸洋菓子博品館」があった。

当初500円の入場料を取っていたが不評のため無料に。

 

オープン時は各フロアごとにテーマが設定されており、ショップも内装も統一感があった。しかし徐々にテナントの撤退、入れ替わりが増えその統一感も失われていった。

そして次第に空きテナントが目立つようになり、核テナントである「トイザらス」と「ソフマップギガストア」で辛うじて集客を確保していると言う状況だった。

 

2003年7月 神戸ハーバーサーカス閉鎖

2003年8月 ソフマップ神戸店に見捨てられる移転。現在同じハーバーランド内のHaReにて営業中。

 

ビーズキス時代(2004~2008年)

2004年12月 跡地を野村不動産ホールディングスのジオ・アカマルが引き継ぎ「ビーズキス(Bee's Kiss)」がオープン

核テナントは「トイザらス」「U-PARA」「ダイソー」など

神戸洋菓子博品館はナムコのプロデュースにより「神戸スイーツハーバー」として生まれ変わった。

多くのフードテーマパークを手がけるナムコということで期待が集まったが・・・

 

2007年11月 神戸スイーツハーバー閉鎖

2008年1月 トイザらス神戸ハーバーランド店ついに閉店

 

ファミリオ時代(2008~)

2008年4月、名称をビーズキスから「ファミリオ(familio)」としてリニューアルオープン

 

2009年7月 U-PARA撤退

2009年11月 ダイソー撤退

 

2010年5月 マクドナルド撤退

 

 

2010年、めでたく2周年を迎えたものの・・・

 

店内はもぬけの殻である

 

2011年1月 ファミリオ、事実上の閉鎖

 

現在はファミリーマートとサイゼリアのみ営業中。

ファミリオの公式ホームページはアクセスできない状態になっている。

 

オープンから約20年間、こうして並べてみるとまるでいいところなしである。他の商業施設より駅に近いにも関わらず、群を抜いて衰退が著しいのも不思議なところである。

この負のオーラに打ち勝つには地域活性化に引っ張りだこだという派手士に力を借りるより他はないかもしれない。

 

ハーバーランドのこれから

阪急などの大型テナントの撤退に加え、神戸市の郊外にも次々と大型の商業施設がオープンし、商業地区としてのハーバーランドの価値は相対的に下がってきている。

街の作り自体も各施設間の連携が薄く導線が複雑なため、一体的に開発された近年の商業施設と比較するとどうしても見劣りしてしまう。ハーバーランドはこれからも当面苦戦を強いられるだろうことは予想に難くない。

 

一方、脱商業の動きが出てきており、一部の地区では住地区として再開発が行われている。

数年後のハーバーランドは全く姿を変えてしまっているかもしれないが、どのような形であれ活気をとり戻してほしいと切に願うのみである。







まだデータがありません。


Twitterであらまほをフォローしてください